茜庵

《二十四節気》処暑

「処」は止まる、おさまるという意味。
読んで字の通り厳しい暑さは峠を越え、朝夕には涼しい風が吹き、虫の声が聞こえはじめます。
稲などの穀物が実り始める頃。
露地物の「すだち」も旬を迎えます。

すだち 処暑 二十四節気
茜庵のある徳島はすだちの生産量が日本一。
高級品のイメージが強い「すだち」ですが、徳島ではお裾分けでいただくことも多く、焼き魚やお刺身にかけるだけでなく、お味噌汁に使ったり白湯に搾ったりしています。


すだちにはたくさんの鋭いトゲがあるため、半袖で作業をすると傷らだけになってしまうので必ず長袖を着て収穫を行います。
土づくりから丹精込めてつくられた阪東さんのすだちが、茜庵に到着したら
同じく地元地産の阿波和三盆糖とあわせて、和菓子職人のじゅうすに仕立ててまいります。

《二十四節気》処暑(しょしょ)
8月23日頃

●七十二候
綿柎開(わたのはなしべひらく)—8月23日〜27日頃
天地始粛(てんちはじめてさむし)—8月28日〜9月1日頃
禾乃登(こくものすなわちみのる)—9月2日〜9月7日頃

この記事で紹介したお菓子

和菓子職人のじゅうす すだち

四国地産のこだわり果実を、濃縮じゅうすに。
有機栽培のすだちと阿波和三盆で仕立てた小粋な酸味が、大人の風味。
商品ページへ

菓游 茜庵

四国徳島城跡をのぞんで佇む、静かな菓子の庵。 上質ながら、遊びごころあるお菓子づくりを大切にしています。 心地よく和と暮らすお手伝いができれば幸いです。

菓游 茜庵のこと

オンラインショップ
Pageup