茜庵

禾乃登

禾乃登(こくものすなわちみのる)

収穫の時期を迎えた田畑の上を
すいすいとすすむ赤蜻蛉が目にとまる時期。
「こくもの」とは穀物の事。「禾」という字は粟(あわ)が実った様子をかたどったもので、古くは「穀物」と言えば米ではなく粟のことを指していたのだとか。

第42候

9月2日-9月7日。
「七十二節気」とは、一年三六五日を五日ごとに区切った、
いわば昔のカレンダー。現代では目にする機会の少ない事象もありますが、
季節の「兆し」を伝え、繊細な季節のうつろいを感じさせてくれる短文は、
今の私たちの暮らしにも、どこかで繋がっているようにも感じます。

この記事で紹介したお菓子

鳴門金時の焼き菓子 うも

じっくりと蒸し焼きにした
とろけるような餡をつつんだ
香ばしい秋の焼き菓子。
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菓游 茜庵

四国徳島城跡をのぞんで佇む、静かな菓子の庵。 上質ながら、遊びごころあるお菓子づくりを大切にしています。 心地よく和と暮らすお手伝いができれば幸いです。

菓游 茜庵のこと

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