茜庵

コラム

家族みんなで楽しめる
「一升餅」で祝う、はじめてのお誕生日

気がつけば、一歳。

はじめての育児、毎日目まぐるしく過ぎ去るなかで
楽しみにしている行事がありました。
それがこの「一升餅」。
以前からお客さまにご提案していたけれど
自分自身が体験してみることで、
痒いところに手が届くご案内ができるはず!と
誕生日の一カ月前から
いそいそ、社内で注文。

一升餅を背負わせる準備を整えます。


Step1:一升餅を箱から出して、付属の風呂敷を広げます。
Step2:お餅を、折り目の真ん中におきます。

Step3:風呂敷は対角線上の二つの端を重ね、お餅の上で固結び。

Step4:結んでいない方のはじっこを、赤ちゃんの肩にあたっても
痛くないよう、きれいに整え束ねて紐状に。

さあ、主役の出番です!

Step5:一升餅を、斜めがけになるようゆっくり背負わせます。

Step5:ひも上にした端同士を、バランスをみながら
お子様の胸あたりでしっかり結びます。転ばないよう、あらかじめ座らせておくのがおすすめ。

*お餅の重さでお子様が転倒しないよう、しっかりと支えてくださいね。

シャッターチャンス!・・は、どうぞ焦らずに。

親の心、赤ちゃん知らずとでも言いましょうか。
家族でカメラを構えても、なかなか大人の思い通りのポーズは
とらせてくれません。そんな時でも、どうぞ無理をなさらずに。
赤ちゃんがお餅を嫌がるときも、口をつける、手でさわるだけで
十分に縁起もの。「一生食べものに困らない」の験担ぎになるそうです。

すぐに口にいれてしまうので、無添加・国産のお餅はやっぱり安心。


お餅の上で立たせると「地に足をつけ生きていける」の意。
ころん、と転んでしまっても、大丈夫。
「困難や障害があっても、強い子に育つ」
”転ばせ餅”という縁起に、つながりますよ。

小道具を使うのも、おすすめです。赤ちゃん用リュックに入れて背負わせるのも、良い方法。

せっかくのお餅は、家族みんなで切り分けて。

茜庵の一升餅は、お名前をお餅本体ではなく、帯に筆書き。
これは、行事を楽しんだ最後は、家族みんなで切り分けて
お福分けをしていただきたいから。
ひとつひとつ職人が手作りした後に、
仕上げにチョン、と金箔をつけたお仕立て。

シンプルに焼いてお醤油と海苔で焼き餅やお雑煮風。
きなことお砂糖で、きなこ餅。
小さく切って乾燥させた後、揚げれば自家製のおかきにも。
食べきれないお餅は、小分けしラップにくるんで保存いただくのもおすすめ。

保存後お召し上がりになる際には、少しあたため柔らかくしてから調理すると
より美味しく、召し上がれますよ。

この一年、私は何か出来るようになったかな。

日々新しいことに挑戦する、ちいさなひと。
繰り返し、繰り返し根気よく取り組んでは
いつの間にか、一人でできるようになる姿には
考えさせられることがたくさんあります。

一方の我が身をふりかえると、理想的な
母親からはほど遠く、時折情けなくなることも。
それでも、日々支えてくれる同僚や家族に、
感謝の気持ちを忘れないよう。
一日一日を大切に、過ごしていきたいと思います。

こだわりの佐賀肥沃米をつかった、茜庵の一升餅。
お子様のかけがえのない記念日に、
ぜひお使いくださいね。

この記事で紹介したお菓子

一升餅

きめが細かく、もっちりとした仕上がりの佐賀肥沃米を使用。熟練の職人が丹精込めて蒸しあげます。
*ご注文はお電話やご来店にて承ります。
商品ページへ

菓游 茜庵

四国徳島城跡をのぞんで佇む、静かな菓子の庵。 上質ながら、遊びごころあるお菓子づくりを大切にしています。 心地よく和と暮らすお手伝いができれば幸いです。

菓游 茜庵のこと

オンラインショップ
Pageup