思いがけない、贈りもの。

オンラインショップにおけるお客さまとのやりとりは
基本、画面を通じた文字のやりとり。
ご注文をいただいたのちに、ミスがないよう内容を細かく確認し
翌日にはメールをお送りするという流れが続くのですが
時には お客さまから、思いがけずメッセージを添えていただけることも。

お顔が見えないやりとりでも、人柄やお気持ちに触れられたとき
これが私たちの日々の仕事のなかでの
小さなご褒美のように感じます。

たとえばそれは、
「前回も美味しかったです、ありがとう」の一言。
本店に立ち寄った際、スタッフの対応が良かったと書いていただくと
うれしくて思わずニンマリしてしまいますし、メールマガジンをお届けした際に、
「台風大丈夫？」と、ご返信をいただけたときには、じんわりと暖かな気持ちになりました。

いのちの誕生の瞬間に立ち会う、出産祝いのお菓子。
大切なご家族やご友人を想う、大切なひとときのお菓子。
疲れたこころを、ほっと和ませるためのお菓子。

お菓子には、それぞれ役目があって、
お届けしているのは、そのひとつひとつのお気持ちに応えるためのものー

春にむけて、これから少しずつ庵も慌ただしくなりますが
それを忘れない心の余裕を、自分もチームも持てるように
心がけたいとおもいます。

今日も せっせと詰め合わせたお品物が、
ヤマト運輸便さんに運ばれていきました。

いってらっしゃい。

この小さなお菓子が、
明日も何かのお役にたちますように。