菓游 茜庵

茜庵のお赤飯
引き菓子 プチギフト

素材へのこだわり

北川柚子 ゆず

茜庵の柚子のこと

日本一の柚子の里といわれる、高知県北川村。
恵まれた自然の中でたっぷりと育った柚子は、
苦味が少なく、皮はふっくら。
柚子が苦手とおっしゃる方にも好まれる、
ほどよい酸味とまろやかな甘味が特徴です。
茜庵は創業以来ずっと北川村の第一人者、松崎 盛さんのお手製柚子を使用。
手塩にかけて育てたこだわりの北川柚子を、
毎年特別に分けていただき、その繊細で優しい風味を壊さないよう、大切にお菓子に仕上げております。

北川柚子の第一人者、松崎 盛さん

茜庵から車で片道3時間半、
いくつもの山と川を越えた先に、日本一の柚子の村、北川村があります。
この村で本格的に柚子の栽培が始まったのは昭和40年頃のこと。
それに先駆け昭和36年、北川村久江ノ上に住む松崎さんが栽培を始めました。

松崎さん

柚子はとにかく難しい。
他の柑橘類と違って特に昼夜の温度差が無いときれいな玉にならんし、においを溜めこまない(=香りが少ない)。
考えて考えてして、一生懸命手を動かしとったらようやく、いい玉ができてくる。

北川柚子の第一人者 松崎 盛さん

昭和36年当時は、柚子作りに関する知識も文献も、ゼロに等しい状態。
既に手法が確立された他の柑橘類とは違って、独自の研究を重ねる毎日だったそう。
作り立ての畑で試行錯誤する傍ら、大学に通いつめ、農学部の先生陣と議論を重ね、
とにかく手探りな日々。
「大変ではなかったですか」というこちらの問いかけに、
松崎さんは、少しだけはにかんだ顔で、 こう答えてくれました。

松崎さん

何もかもわからんかったきに、面白い。難しい事が、面白い。
人と一緒のことをしとったんでは、価値がでん。
自然は毎日違う。柚子も毎年違う。
今年も1年生、来年も1年生。
毎年毎年1年生を50回やってきた。

実はバラよりも鋭く大きな刺がある(!)柚子。
収穫時、皮の手袋は必須。
柚子の実を傷つけない様、ひとつひとつ、丁寧に収穫していきます。

茜庵の柚子じゅうす

茜庵のゆずじゅうす。少しだけ容器を揺らしてみると、とっぷらとっぷらと、
液面がゆれるのが分かります。
グラスに注ぐと、シャバシャバ、という質感の他のジュースと違って、
ゆっくりたっぷり、時間をかけて流れていきます。
秘密は、柚子の絞り方にあり。
松崎さんのこだわりは、独自に開発した絞り機で、皮ごとまるごと、ぎゅうっと。
ひとつひとつ、丁寧に絞ること。
柚子の皮には、香りはもちろんのこと、上質な天然の油分と、血行促進、疲労回復、 美肌、保湿を促進する、ビタミンC・カルシウム・鉄分・ミネラルなどの栄養素が多く含まれています。
絞りの違いが、濃厚で優しい香りの、茜庵のゆずじゅうすを作ります。

 

たっぷり育った松崎さんの柚子。手で圧を加えるだけで、皮から溢れ出す果汁。
辺り一面、柚子の上品な香りが漂います。

素材の味を生かしきることが、お菓子を作る者の使命

桃栗3年、柿8年 柚子の大馬鹿20年。
よく言われることわざですが、柚子作りにたずさわって、松崎さんは50年。
茜庵は今年で32年目になりました。
毎年、秋には松崎さんの畑にお邪魔して、今年の柚子の出来映えについて、来年の柚子作りについて。
熱い思いをお伺いします。
たっぷりと育った柚子と、我が子のようにその柚子を見つめる松崎さん。畑の空気に触れるたびに、
菓子屋として身が引き締まる思いがいたします。

素材の味を生かしきることが、お菓子を作る者の使命と、心して。
茜庵の柚子菓子。
里の恵みを、皆様にお届けしたくて、今日も一つ一つ、丁寧にお作りいたしております。

 

松崎さんに見送られながら、北川村を旅立つ柚子。
茜庵にも毎年秋になると、段ボールいっぱいの、里の恵みが届きます。

北川柚子をつかったお菓子

柚子じゅうす
和菓子職人の柚子じゅうす

夏は冷たく、冬はホットで。
北川柚子そのものの、まろやかな甘みをお楽しみいただける濃縮ジュースです。

淡柚

茜庵の代表銘菓。
赤ちゃんの頬のように柔らかなお餅で柚子餡を包みました。

 

ゆうたま

柚子・すだち・山桃・梅・ゆこう。
甘酸っぱい五種の果実が口いっぱいに広がる一口菓子です。

遊山
遊山

しっとり、ふんわりとした食感の「和風マカロン」。
四季折々のこだわりの素材で仕立てた、
7種の風味をお楽しみいただけます。