《二十四節気》啓蟄
「啓」は戸を開く、「蟄」は、虫が土の中にこもることを意味します。
この頃になると、大地も暖まり、春の陽気に誘われて、冬ごもりしていた土の中の虫たちが動き始めます。
これまでの寒さが和らぎ、春の花たちもいっせいにほころんできます。
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春の野山に咲く花を摘み入れた花籠を”こなし生地”で、
咲く花を色とりどりに染めた”練り切り”で表現した、「花籠」。
菜の花に吹く温かく、そして、やさしい春の風。
そんな風景を、”ういろう生地”と”白小豆餡”で仕立てた、「春風」。
おひとつから、どうぞ。